Lithium

アメリカの伝説的ロックバンド、ニルヴァーナにより、1991年9月24日にリリースされたアルバム「Nevermind」に収録される一曲です。

今も人気で、ファンだけでない幅広いリスナーに愛され、そしていろんなアーティストからも口にされ、支持されるニルヴァーナ。

残念ながら、まったくかすってないので、彼らのことが全然分からないんですが、

そんなに語り継がれるのは何故だろう？と思い、唯一聞いたことがあり、好きなメロディだと常々思っていたこちらの曲を和訳してみた次第でございます←すげえ度胸ww

感想…とにかく暗い。

(ザ・素人な感想)

とある一説によると、この曲は妻を失った男性がうつ病に陥り、治療薬のリチウム依存となって苦しむ姿を表しているようです。

それを踏まえると曲の情景が理解しやすくなります。

薬物依存の特性である、気分の上昇、下降の激しさが、音と歌詞にうまく表されており、

そのリアルさと生々しさは同じ気分を味わっているようで、少し恐怖を覚えるほど…

とくにサビの、

"俺は君を殺した"

"俺はダメになんかならない"

自殺したい自分と抗う自分と、

壮絶に対立する二つの自分を表していて、

スリルさがすごいです。

歌詞を書いたカートコバーン自身が病気を患っていたそうで、

これほどの描写は、もしかしたら、自分自身を投影してる部分があるのかもしれません。

身近でないようで、

じつは、すぐ近くに潜む闇。

その闇への恐ろしさを描くこの曲は、

人々の心を掴んで離さないのではないのかな、と思いました。

あとこの曲を聴くと、

17歳のカルテという映画を思いだします…

歌詞と考察はこちらを参考にしています。

https://www.google.co.jp/amp/s/genius.com/amp/Nirvana-lithium-lyrics

＊意訳を多く含みますので、苦手な方はご注意ください。

俺、今めちゃくちゃ幸せだよ。

だってさ、

今日面白いやつと仲良くなったんだ。

あいつらは俺の頭のなかにいる。

俺ってすごく醜いんだ。

でもさ、それでいいんだよ。

お前だって実はそうなんだろ？

俺たちは"自分"の鏡を叩き割る。

日曜日の朝が続くのさ、 周りはどうでもいい。

怖くなんかないよ。

ぼやけたままキャンドルに火を灯す。

だってさ、

俺は神様に会うんだから。

そう…そうなんだよ！

そう…そうなんだよ！

そう…そうなんだよ！

俺、今めちゃくちゃ寂しいんだ。

だってさ、

今日髪を剃ったんだ。

別に悲しくなんかない。

今まで聞いてきたことを全部、

ただただ消し去りたいだけなんだろう。

でもはっきりはしないんだ。

とにかく、めちゃくちゃワクワクしてるよ。

あそこで君に会うのが待ちきれない。

もうどうでもいいや。

俺、今すげえどきどきしてる

… たまらなく最高だよ。

そう…そうなんだよ！

そう…そうなんだよ！

そう…そうなんだよ！

好きなんだ

俺はダメになんかならない

君が恋しいんだ

俺はダメになんかならない

愛してる

俺はダメになんかならない

俺が君を殺した

俺はダメになんかならない

俺、今めちゃくちゃ幸せだよ。

だってさ、

今日面白いやつと仲良くなったんだ。

あいつらは俺の頭のなかにいる。

俺ってすごく醜いんだ。

でもさ、それでいいんだよ。

お前だって実はそうなんだろ？

俺たちは"自分"の鏡を叩き割る。

日曜日の朝がずっと続くのさ、 周りはどうでもいい。

怖くなんかないよ。

ぼやけたままキャンドルに火を灯す。

だってさ、

俺は神様に会うんだから。

そう…そうなんだよ！

そう…そうなんだよ！

そう…そうなんだよ！

好きなんだ

俺はダメになんかならない

君が恋しいんだ

俺はダメになんかならない

愛してる

俺はダメになんかならない

俺が君を殺した

俺はダメになんかならない